2010年9月13日月曜日

「経営革新」セミナー

暑い夏がもうずっと終わらないのではとも思われる毎日ですが、
それでも朝晩には少し涼しさを感じるようになりました。

さて、東京商工会議所「江戸川支部」にて、
「経営革新」(新事業活動促進法)を紹介するセミナーを担当します。

「経営革新」(新事業活動促進法)とは中小企業を支援する制度
ですが、そのメリットについて、また活用するノウハウを2時間で
コンパクトにまとめてお話をさせていただきます。

詳しくは こちら
【10月6日 10時~12時 タワーホール船堀】

江戸川支部の会員はもちろん、一般の方も参加は無料です。

既に事業を行っていて、なにか新しいことにチャレンジしたいと
お考えの方、もっと漠然とこのままでは良くないかな? と思って
いる方には役に立つお話です。

「思っていること」を「実行」に移すには、ちょっとしたパワーが必要。

そのパワーを引き出すきっかけにしてください。

2010年8月18日水曜日

「逆転勝ち」の起業セミナー!

 9月に入るとセミナーシーズン。

 東京都北区主催の「逆転勝ち」の起業セミナーを担当します。

 9月8日、15日、22日の水曜、19時~21時の講義プラス、
1人1時間×4回の個別相談付きのセミナーで、
 「起業はしたものの思うように売り上げが伸びない」
 「今の状況を何とかしたい」
 「逆転のきっかけをつかみたい」という、北区内の方を対象に
しています。

 また「起業テーマは決まっているものの、なかなかスタートが
切れない」という起業前の方も歓迎します。

 事業を始めてしまうと、なかなか落ち着いて考える時間を
持てなくなってしまいます。

 セミナーではまず、現状を確認し、問題を認識しながら
目標をはっきりと設定させていくことを目指します。

 東京都北区のセミナー情報HPは、こちら

 残念ながら北区在住ではない方・・・、お近くの行政窓口や
中小企業基盤整備機構などには、無料の経営相談窓口が
ありますので、経営を見直したい方、頭を整理してみたい
ときにはこれらの窓口を利用するのもお勧めです。

 中小企業基盤整備機構の窓口相談

 毎月第一月曜日は溝口も担当しています。(9月は6日)

国際女性ビジネス会議(その3)

 書き出すとやっぱりいろいろなことを報告したくなってしまいますね。

 お料理もスウィーツもよかったですが、ここでもやはり
周りの方とのコミュニケーションから得たものが大きかった
と思います。

 食事よりも、お互い話をするのが忙しくて、気付いてみればもう
エンディングの時間・・・!という感じでした。

 お話した中で印象的だったのは、私よりずっと若い方たちが
積極的に参加して、積極的に交流しようとしている姿でした。
会社が与えてくれるチャンスだけではなく、自分からいろんな
機会を得るために外に目を向けているって、とても素晴らしい
ことだと思います。

 意識的でも、無意識でも、きっと一つ一つのこうした姿勢が
次のステップアップにつながるのは間違いありません。

 用意が悪く、個人事務所の名刺を切らしてしまっていて、後から
暑中見舞いをかねて改めて名刺を送らせていただいた方々を
始め、もう一度9月にお会いしましょう!という計画もあります。

 ちょっと先(でも、もう半月もすれば9月)ですが、再会できることを
楽しみに。

2010年8月4日水曜日

国際女性ビジネス会議(その2)

 国際女性ビジネス会議は、女性がテーマの会議ですが、参加は
女性限定ではありません。

 それでも、1000人に及ぶと思われる参加者の95%以上は女性
だろうと思われました。

 午前中、円卓でお隣に座った方は育児休暇中の女性。
 現在企業に勤めていますが、将来独立することもあるかもしれない
とのことで、実はもっともっとお話しを聞きたかったのですが、なかなか
ゆっくりはお話できませんでした。

 というのも、円卓に同席することになった10名の方々と一通り名刺
交換するだけでも、それなりの時間がかかってしまうからです。
 お隣の方以外にも、実はオフィスのごく近所に会社がある!という方や、
興味深い仕事を経営していらっしゃる経営者などなど、ついつい話が長く
なってしまうような出会いがいっぱいありました。

 午前10時に開会。

 佐々木かをりさんの開会あいさつ、林文子さん(横浜市長)の10min
トークに始まり、豪華なスピーカーが続きます。佐々木かをりさんからの
メッセージは、「明日を動かそう」という今回のテーマについて、さらに
「志を持って前進し続ける」ということの大切さについて。

 「志」という言葉が、この会議全体を貫いて心に残りました。

 それから演出も凝っていて聞き入ってしまったのが、多摩大学大学院
教授 田坂宏志氏の「Invisible Capitalism - a Poetic Fable」という10min
トークでした。同じ内容の本が出版されるらしいです。

 午後はそれぞれが興味を持つ2つのテーマを選び参加できる分科会でした。

 私は、そもそもこの会議に誘われるきっかけとなったTwitterがテーマの
分科会に出席。

 「ツイッターで動く消費と社会」

 発言をTweetしながら進めるのは手と頭と耳を同時に使い別々の情報を
受発信しながらなので、なかなか大変そうでしたが、意外と入門的・技術的な
話が多く、Twitterとマーケティングとか、ビジネスよりの話が少なかったかな
という印象でした。
 でも、おかげでフォロワーがちょっと増えました。

 2つ目のテーマは「セダクティブキャリアのすすめ」。

 セダクティブとは「人をひきつける魅力」という意味だそうです。
 仕事をする上での魅力とはなにか、一緒に仕事をしたい人とはどんな
人か、などが話題となりました。

 プロの世界において、魅力的であるには前提として仕事上の信頼を
裏切らないこと。具体的には、時間に遅れない、締め切りを守る、本気で
やるということでしょうか。

 また、キャリアアップしていくにつれて、自分が出来るだけではなく「伝えて
いく力」があることも大事だという言葉が心に残りました。
 これはつまり「コミュニケーション能力」であり、コミュニケーションを円滑に
するための「ラポール」であり、相手を「思いやれる力」なんだと理解しています。

 最後のプログラムは、ネットワーキングパーティーとネーミングされた
ビュッフェパーティーです。 ・・・残りは次回。

2010年8月2日月曜日

国際女性ビジネス会議(その1)

 7月24日、株式会社イー・ウーマン主催の、国際女性ビジネス会議というものに
参加してきました。


 株式会社イー・ウーマンは佐々木かをりさんが代表を務めるコミュニティサイト
運営会社です。政治、経済、生活、キャリアなど様々なテーマについて、意見
交換ができるような仕組みになっているのですが、それがリアルになったのが
「国際女性ビジネス会議」という印象でした。

 今年ですでに15回目を数えるとか。

 今まであまり気にしていなかったのですが、急に「参加してみよう!」という気に
なりました。

 きっかけになったのは、Twitterです。佐々木かをりさんの発言をフォローする
ようになったとたん、次々と会議への参加表明を目にするようになり、
「あ、もしかしたら呼ばれているかも!」と思ってしまいました。

 これまでの経験から、なにか気になったこと、むずむずっとしたらとりあえず
参加してみることにしています。きっと必要なことだから気になっていたり、きっと
いい出会いが待ち受けていたりするからです。

 結果は果たして・・・、まずは女性のパワーに圧倒。
 そして、やっぱり来てよかった、の思い。

 続きは次回に。

2010年6月16日水曜日

お役立ちセミナーを実施します

 東京都北区主催「起業お役立ちミニセミナー」が開催されます。

 6月23日「経理の初歩:よい売上、悪い売上」~苦手な経理をやさしく学ぶ~
というタイトルで、19時~21時の単発セミナーを担当します。
 お役立ちミニセミナーでは、ほぼ毎回同様の内容で、「苦手な経理をやさしく
学ぶ」シリーズを続けています。

 経理というのは、苦手意識が強く、どちらかというと後回しにされがちですが
利用するればこんなに使えるデータはありません。
 まずは苦手意識を捨てること、次にできるだけたくさん経理のデータに触れる
こと、これがポイントだと思っています。理論をわかった上での経営の「カン」を
生かしていただけるよう、糸口を提供できれば幸いです。

 このほか、6月21日から25日まで、日替わりでいろいろなセミナーがあります。

 お問い合わせはこちら(北区HP)
 (締め切りを過ぎていますが、空きがあれば対応可能とのことです)

2010年6月7日月曜日

助成金を申請する効果について

会社を経営していて、お金のことで悩まない経営者はいらっしゃらないでしょう。

助成金や補助金のような返済しなくてもよいお金の情報なら、
大概の経営者は「どれどれ?」と身を乗り出してきます。

実際、助成金や補助金は研究開発、試作品製作、テスト販売費用など
売り上げには直結しないが事業成長には欠かせない費用のためのもの、
雇用促進のために人件費を補完するものなど、有益なものがいろいろあります。


ただし、単に「資金が不足しているから」という理由で安易に申請する
のは考え物です。

というのも、助成金、補助金のほとんどは「後払い」であり、運転資金
としてはあてにならないこと。
申請および終了報告に必要な書類や審査が煩雑なことなど、思った
より労力を要するものなのです。

申請時には「なんのために助成金が必要なのか?」を説明するための
計画書が必要です。

・いつ、だれが、どんなことをするのか

・なににお金を使うのか

・その計画によって何を達成するのか などなど。


「助成金がもらえるなら・・・」と軽い気持ちで申請書を書き始めたとしても、
内容が具体意的にならないと結局は行き詰まり、競争力の厳しい審査では
落とされてしまうのです。


一方で、申請をすることによって

「目標が明確になった!」  「やることがわかってきた!」

とおっしゃっていただけることも多々あります。

助成金をもらえればなおさらですが、申請書=計画書を作成するという効果が
実は大事なんじゃないかと思います。

一石二鳥!

・・・助成金をもらえなくても、一石一鳥は確実、かもしれません。

2010年4月26日月曜日

事業仕分け

 自分の仕事にも、事業仕分けの影響を受けることになるかもしれません。


 23日の初日に仕分けの俎上に載った独立行政法人中小企業基盤整備機構
(以下 当機構)には、多くの中小企業診断士がかかわっており、私もその一人です。

 現在、当機構の運営する、中小企業・ベンチャー支援センター関東支部において
月1回の経営相談に出勤。また、中小企業大学校における講師依頼などを年数回
受けています。

 私は当機構の事業仕分けについて、必要な削減を是非すべきだとおもっています。

 マスコミでもよく取り上げられるように、天下りやなどの人事や、人件費などに無駄が
あるようならそれらはまず精査されるべきですし、成果のない事業も予算の無駄遣い
になりかねません。
 一方で、効率化や受益者負担が急激に進むと、中小企業への負担が重なり、必要な
支援を提供できなくなる恐れもありますので、そのバランスが今後の運営の課題となる
のではないかとも思いました。

 実際の事業仕分けがどんな風に決着したのかは、行政刷新会議を参照してください。

 その資料の中で、
 WG(ワーキンググループ)のコメントに次のようなものがあり、目に留まりました。

 「機構の専門家の資質にはバラツキが多く、人によっては中小企業が補助金等の
応募申請するときの書類作成指南役にしか存在意義がない(以下省略)」

 たしかに・・・。

 専門家とは私のように、経営相談を担当したり、企業に対するアドバイス、
コンサルティングをする人のことです。

 そして、機構に限らず「書類担当」「チェック担当」のような「専門家」を見かけます

 ただ、それは専門家ばかりが悪いのではなく、それを使っている機構や組織にも
問題があるのではないでしょうか。成果の出ない専門家を雇っておく民間のコンサル
会社がないように、クライアントのためには質の高い専門家を厳選して委託する
審査能力、管理能力が求められるはずです。

 決して、他では勤まらなかったけど、ここなら雇ってもらえる・・・というような場所には
なりませんように。

2010年4月14日水曜日

南房総の風景画家

 南房総を描く風景画家をご紹介します。

 「溝口七生(みぞぐちかずお)」私の父です。

 最近HPを整備したらしく、作品数も(以前に比べて)充実しました。HPはこちら

 小さいころから父といえば、自宅では仕事をしているか絵を描いているか、
のどちらか。父の仕事は小学校の教員で、教材や文集を作ったり(鉄筆にガリ版)
何かしら書き物をしていることが多かったと記憶しています。

 夕御飯のあとはビールを飲んでTVを見る・・・ということはほとんど無く、
世の中のお父さんといえば、そうやって自宅では仕事をしているものだと
思っていました。

 教職を退いてからは、絵一本。

 年に数回東京で個展なども開催しています。

 最近また画風が新しくなってきました。

 いつも真剣に、真摯に取り組む姿を尊敬しています。 

2010年4月7日水曜日

三流が大事

 三流のことができない人は、二流のことはできない。
 二流のことができない人は、一流にはなれっこない。

 先日、自分自身を見つめなおす機会を持つことがあり、その時に
教えていただいた言葉です。

 初めから一流の答えや行動はできるものではなく、階段を一歩一歩
上がるように、やっぱり下から登らないと頂上には着かないんですね。
わかってはいること、そして起業のセミナーでも私から受講生への
メッセージの中に必ず入っていることですが、自分自身のこととして
言われたときにその重みがどーんと違いました。

 仕事の上では、三流のことから「書き出してみる」ことが大切ですね。

 書き出すことによって「言語化」する効果、「視覚化」する効果があります。

 そしてもう一つ、この時教えていただいたのは、「忘れない」という効果です。

 この日は『行動すること、やり始めることの大切さ』を改めて認識したということと、
『自分自身が学ぶ立場になって体験することの大切さ』に気づくことができました。

 新年度も始まりましたね。

 なんとなーくがんばろうかな~・・・ではなく、
 そこからもう一歩、
 具体的な行動プランを(階段の一番下の段から)
 書き出して、
 踏みしめて、
 数センチでも上に登っていきたいと思います。









池上本門寺で、お花見

2010年2月22日月曜日

北区「夢起業塾」が終了しました

 東京都北区の起業家支援セミナーが、土曜日終了しました。

 1月16日から6週にわたって、起業に向かっての「夢」を目標にして
もらいました。
 マインドから実践まで、起業するに当たって総合的な知識の提供と
皆さんそれぞれの目標を明確にしていただくことをテーマとしましたが、
私はそのうちの「経理と財務」という講義を担当しました。

 いちばん苦手意識のある分野ですよね。

 でも、事業を始めたらどうしても避けられない分野です。

 お金のリスクは分かりやすいはずなのに、見ないふりもしがちなので
苦手な方は意識的に取り組んで欲しいと思います。

 力をつけるためには、やはり「やってみること」「いつも見ていること」です。
 
 常に関心を持っていれば、何を押さえておけばいいのか、押さえどころを
見つけることも出来るようになるでしょう。

 私の場合も、コンサルタントとして多くの会社の決算書をみてきたからこそ
苦手意識がなくなりました。

 既に起業をした方、起業直前というかたは、同じく北区起業家支援セミナーの
『逆転勝ちの起業家セミナー』をお勧めします!
 押さえどころが分かるかもしれません。

2010年2月12日金曜日

Office Aubeの事業案内

 先月から東京都北区主催の起業セミナーを担当しています。

 これから起業しようとする方々に、事業案内を作ってもらいたいと
考えています。その見本として、講師全員それぞれの事業案内を
お披露目しようということになりました。

 私は自分をアピールする手段として、主に「プロフィール」を使って
きましたが内容はコンサルタントとしての「自己紹介」であり、過去の
実績を書き連ねたものです。

 『人となりを分ってくださるように』と作成したものですが、例えて
言えばお店の住所や先週のランチメニューは載っているけど、
来週のランチの予定は想像にお任せしますというようなものでしょうか?

 どんな仕事を発注してくださるかは、あなた次第・・・というわけです。

 これまでに、何をしたいか、何ができるか、ということを考えてきた
ことはありました。Office Aubeをオープンさせたときのご挨拶にも
「女性を応援したい」「起業の支援をしたい」と書いていました。

 そして、書いたからこそ「女性起業セミナー」のお仕事をいただいた
こともありました。

 今回のお披露目を機会に、私のミッションを『経営者の想いの実現』
とし、具体的には想いを引き出して『事業計画書』という成果物を作って
行くこととしました。

 もやもやと頭の中で考えていた私のミッションが、とりあえず形に
なりました。A4一枚に『事業案内』というタイトルで、こんなイメージ、
こんなカラーで、と出来上がったものを、また眺めてたたき直して・・・
そのためにこそ形にする必要があるのですね。

2010年2月1日月曜日

経営者の言葉

 先日、地元高校の先輩と話をする機会がありました。

先輩といっても、先輩の卒業したころはまだ高校が「中学校」と
呼ばれていたという時代。

その方は、30代で中堅企業の役員となり、その後親会社の社長に
抜擢されたのですが、その会社というのは何年も赤字が続いていおり
その立て直しを期待されての就任だったということです。

就任後は毎日のように埼玉県の自社工場に顔を出し、また全国の
取引先をくまなく回ったとのこと。

「そんなときに、会社で僕はこう言ったんだ。私がいるときには、
みなさんどうぞ一服してください。その代わり、私がいないときに、
一生懸命働いてください。」

社員を信頼し、また信頼される社長であったんだろうと思います。
この一言を聞いて、ますます立派な人だったんだと感じました。

そしてその会社は、1年で黒字回復を成し遂げたとか。

飲み会でのちょっとした会話でのことでしたので、今度はじっくり
伺ってみなくては。

事あるごとに私に励ましのハガキを書いてくれる先輩です。

2010年1月26日火曜日

創業サポートセンターの業務が終了します

 東京都港区にあります「創業サポートセンター」が3月10日をもって、
サービスを終了することになりました。


 専門家相談員として2005年から登録をして、これまでに何十人もの
創業希望者の相談を伺ってきました。

 会社勤めとちがって、なんでも自分自身で決断し、進めていかなければ
ならないとき、こうした相談窓口は、心のよりどころとなり、情報収集する
拠点となり、起業者ご自身の考えを整理する場として、きっと役に立って
きたと思っています。

 やっぱりうれしいのは、相談のその後も連絡をいただいたり、困ったときに
また相談をいただいたり、お互い「プロ」として仕事をするようになったり
していることです。


 その窓口の一つがなくなってしまうのはさみしいですが、幸いなことに
行政機関をはじめ相談窓口はまだまだたくさんあります。

 そして、それぞれの相談窓口にも相性があるようです。

 大切なのは、自分には今何が必要なのか? を意識して、前へ進むことです。
 そうすれば、きっとベストの相談窓口でベストな相談員に会うことができるのでは
ないでしょうか。

2010年1月22日金曜日

初心に帰る

 中小企業大学校にて、中小企業診断士養成講座の講師を
努めてきました。

 担当は、「窓口相談」のロールプレイング実習の指導です。

 講師が相談役になり、受講生がアドバイザーとして相談に
のるという実践的なプログラムです。机上の勉強とは違い、
その場で相談者に共感し、適切なアドバイスをして納得させる
という1時間の相談を想定し、体験していただいていますが、
これがなかなか大変です・・・!

 相談者の思わぬ抵抗にあったり、思うように話が続けられなかったり、
(多少講師の意地悪もありますが~ごめんなさい~)。

 受講生の皆様には、コミュニケーションの大切さ、そしてもちろん
これまで勉強してきた経営に関する知識の大切さを再確認して
いただけたら嬉しいと思っています。

 また、自分自身にとっては、これから「中小企業診断士」として
活躍していこうという受講生の真剣な姿勢に感動するとともに、
相談者の気持ちさせていただけることで、アドバイザーの大切さを
体験すること、初心に帰ることのできる貴重な機会となっています。


 特に大切だと思うことは、自説を展開するだけでは心の中まで
納得させることはできないことを肝に銘じておくことです。

 本当に納得させるためには、心をこめて、丁寧に話しかけ、その人
本人の言葉を引き出していかなければならないのです。


 2月にももう一度同じ仕事で中小企業大学校に伺います。
 後半戦の講座も楽しみにしています!

2010年1月19日火曜日

経営・起業のテキスト執筆中

 起業のためのテキストをまとめています。

 自分が講義するためのテキストはこれまでたくさん書いてきましたが、
今取り掛かっているのは、『このテキストを使って起業希望者に教えて
あげられる』ためのもの。いわば、起業セミナー講師養成講座の
テキストです。

 むずかしいですね~。知っておいてほしいものはたくさんあるけど、
当然時間には制限があります(テキストはセミナーで使用)。

 ただ、受講対象者はすでに経営経験があるかた。

 実践で苦労されていること、身につけられた知識を、きちんとした形や
理論に置き換えて伝えていっていただくことは、説得力もありきっと
素晴らしい効果を生むと思います。

 あとは、モレが無いように。現場で苦手な部分や、未経験の分野に
ついてもしっかり教えていただけるように、いつでもテキストが役立つ
ように・・・と考えていると、量だけが増えていきます。

 締め切りとの闘いです・・・。