2007年9月28日金曜日

助成金、申請してみる?

 助成金というと、「もらえるお金」です、と説明することが多いのですが、実はもらうためにはハードルも高い。ただより高いものはない?ではありませんが、当然きちんとした説明と、報告(忘れがちですが)も必要です。

 また、助成金は資金繰りのためにはなりません。つまり、1000万の機械を買うための助成金の交付が決定すると、まずは自己資金で購入し、その領収書などで確かに購入したということを報告すると、助成金が下りるという仕組みです。

 お金がないからといって助成金(もらえちゃうお金)に頼る、というわけには行かないので注意しましょう。

 ちなみに、ただいま「事業化助成金(上限500万)」ttp://www.smrj.go.jp/venture/grant/031457.htmlの募集中です。締切:10月12日(金)

 興味のある方は、HPをご参照ください。

2007年9月26日水曜日

讃岐うどん

 高松から、日曜日に帰ってきました。

 行ってみて思うこと。飛行機の力もあるけど、羽田からは1時間ちょっとでついてしまうんですね。
 ・・・もしかしたら、千葉の実家に帰るより早いのかも。

 そして、善通寺ではお約束の讃岐うどんをいただいてきました。

 連れて行っていただいたところは、お店・・・といえるかどうか、ビニールハウスの食堂のようなところ。
 家族総出で、次から次へとうどんが茹で上がり、見る見るうちに食器の山といった調理場です。

 早速みようみまねで、ぶっかけを注文。
 冷えたうどんに、冷たいだし汁。レモンとしょうが、天かすと青ねぎはお好みです。

 えーっ、レモン? と思いましたが、これがさっぱり! おすすめです。

 一緒に食べた「たこボール」と「春菊のてんぷら」も美味。不思議とだしにつけてもふにゃふにゃにならない。東京のてんぷらは、食べてるうちに皮が全部ふやけて取れてしまうこと。。。ありませんか?
 このさくさく、カリカリ感にびっくり。これは天かすも一緒で、最後までおいしくいただけました。

 休日には「うどんマップ」を片手にうどんを食べに来る観光客でいっぱいになるお店もあって、地元の人は休日にはうどん屋には行かないのだそうです。その代わり、1年のうち300日はうどんでもOKなどというような話しも聞き、まさに文化なのですね。

 ご馳走様でした!

2007年9月23日日曜日

高松より

 今日は、四国香川県の高松に来ています。

 明日、いえ日付が変わって今日ですね、善通寺市というところでの「女性起業セミナー」のお仕事をするためです。
 独立してこうして地方に行くことが増えました。四国も独立してから初めて訪れた土地のひとつです。

 独立する前は、出張など縁のない仕事をしていましたが、今はそれが楽しみでもあり、新しい発見のチャンスでもあります。
 例えば、今日投票となる自民党総裁選でも、大きなテーマとなっている地方と中央との格差問題。普段東京にいると鈍感になってしまうことが多いですが、地方でのお仕事の機会は、そんなことを実感する機会でもあります。

 たしかに、人口の問題、高齢化の問題、東京と地方の格差はあるかもしれませんが、一方で感じるのはそれを上回る地域のパワーです。決して東京だけが世界ではないし、生活の場ではありません。
 地域で生きていくこと、仕事をしていくことも大切な役割なのではないのかなぁ・・・と思います。

 香川の元気な女性起業家にお会いして、パワーももらって帰ります!

2007年9月20日木曜日

お疲れ様です

 某健康ドリンクの(薬だったかな?)のCMで、「その人の疲れに、『御』をつけて『様』までつけて・・・」というようなコピーがあって、上手いこと言うなぁと感心しました。

 ビジネスにも「なるほどー」とか「そうそう!」みたいな、共感するものがあると受け入れやすいかもしれませんね。

 「これは絶対いいものだから、売れること間違いなし!」というビジネスは、あまりうまくいきません。
 よさが伝わらないこと、そして、伝わったとしても「ほしい」と思わせるだけの「よさ」ではなかったりします。

 経営者の思いも大事ですが、お客様の思いを汲み取る余裕も必要だということですね。

2007年9月14日金曜日

販売士講座(2)

 2日続けて、13日も講義に行ってきました。

 眠そうな学生もいますけど、みんなまじめ。今年は販売士検定について改訂があり、受験科目に変更のある年です。

 過去問が当てになるのかならないのか・・・、難しいくなるのかどうか・・・、受験者としてはとても気になるところだと思います。

 中小企業診断士の試験も、ここ10年くらいの間にずいぶんと変更がありましたが、変更直後には合格率に変動があったり、いろいろ気をもんだことを思い出します。

 販売士講座も残すところ、あと二回。本番は10月3日です。

2007年9月12日水曜日

販売士講座

 東京は秋雨前線大活躍。今日も雨が続いていますね。
 あちこちで、被害や障害もあるようです。皆様どうぞお大事に。

 さて、この雨の中ですが、今日は郊外の大学まで「販売士2級」検定試験用の受検講座の講義をしに行ってきます。
 「販売士2級」(日商)は流通業界に必要な知識を試すもので、3級から1級まで主にデパート、一般小売業の従業員などが受ける試験です。

 そこは、総合大学としてもかなり大きい方だと思いますが、「販売士2級」の他にも「税理士」「宅地建物取引主任者」「旅行業務取扱管理者」「初級シスアド」等々、さまざまな資格試験の講座が設けられています。

 もちろん 受講するのは大学生です。

 就職氷河期は去ったとはいえ、大学では資格取得講座にずいぶん力を入れているようです。

 ただ、就職には役に立つかもしれませんが、実践ではどうでしょうか・・・。

2007年9月10日月曜日

パスモの販売再開

 関東地方の地下鉄、私鉄、バスなどで利用できる交通ICカード「パスモ」の発売が再開されます。

 パスモのデビューは今年の3月でしたが、予想外に売れてしまい在庫が少なくなってしまったため、定期券以外のパスモの販売が中止されていたのですね。

 だいたい、それまでの利用者数などから十分な枚数を用意し、生産体制ももっていたはずなのに、半年も販売を規制する必要に迫られるというのはなんだか不思議ではないでしょうか。

 私はスイカの愛用者で、スイカとパスモは相互利用ができるので、新たにパスモを購入する予定はなかったため、ほとんど不便を感じませんでしたが、約半年購入を待たされた方たちは、販売が再開されたらやはり購入されるのでしょうか・・・? もしかしたら、同じ役割のあるスイカを購入してしまい、パスモは不要になったかもしれません。

 このパスモのように、想定していたよりも売れてしまい在庫が不足してしまう事態はときどき発生しています。某ビールの黒とか、お茶のブランドでもありました。
 売れてしまって「うれしい悲鳴」、と笑っていられるのは、こうしてニュースになるような大手ブランドならでは。かえって宣伝になるということもありえます。

 しかし、中小企業にとって、想定外の売れ行きによって品切れになってしまったり、サービスが提供できない(飲食店などでよくあります)という状況は、「売り逃し」という目に見えない損失と、顧客からの信頼の損失、この両面からダメージが生じます。

 目玉商品が常に品切れ状態というWeb Shopや、注文してから出来上がりまでに時間のかかるラーメン屋があったらどうしますか?

 入荷してから再び商品を売り出すには、新製品を売り出すのと同じくらいのプロモーションが必要であり、一度失った顧客の信頼(うわさ、口コミの評判)を回復するのも容易ではないでしょう。
 そうなると、さらにコストがかかり経営を圧迫することにもなりかねません。

 こんな事態を防ぐためには、まずは自社の生産体制(生産能力、資金)、仕入れの能力をしっかり把握すること。そして、その生産・仕入れの能力に見合う販売活動をすることです。

 具体的には、過剰なプロモーション(チラシやDMの配布など)を行わないこと、過剰なチャネル(店舗・Web Shop、卸売りなど)を展開しないこと、場合によっては限定生産であることや、生産数をあらかじめ明記するなどの対策が考えられます。

2007年9月8日土曜日

東京都北区起業セミナー

 今日は東京都北区主催の「大人のための起業支援セミナー どん!MY起業」の初日です。
 10月6日までの毎週土曜日、コースの全日程担当します。

 「どん!MY起業」は、40代以上が対象で今年の7月には平日夜コースも開催されました。
 土曜昼コースは、それに続く同じ内容での第二弾です。
 *ぜひ北区HPをご覧ください。今後もいろいろな起業セミナーの開催予定があります。
 http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/service/208/020864.htm

 初日には前回の平日夜コースを終了されて、既に事業を始めた方に来ていただき、事業への取組み、ご苦労などを話していただく予定です。

 起業セミナーもいろいろなものがありますが、やはり大事なのは受講者皆さんの起業への思いを、少しでも具体的にすることだと思います。
 「どん!MY起業」では、講義の他にグループディスカッションの時間を多く取り、皆さんに話していただくようにしています。

 今回は、どんな起業家にお会いできるのか、たのしみにしています。

2007年9月7日金曜日

Office Aubeの自己紹介

 Office Aubeは、2003年2月に誕生しました。
 中小企業診断士の登録をする直前です。

 Aubeとは、「夜明け、黎明」という意味のフランス語で、名前の「暁」の字をイメージしてつけました。
 名前を決めてからは、名刺のデザイン(姉にデザインしてもらいました)、ご挨拶状の作成、ドメイン取得(o-aube.com)などなど、楽しくてわくわくする作業でいっぱい。

 どんなことも、立ち上げのときの勢いというのは気持ちがいいものです。

 既に、5年目も半ばを過ぎ、いい加減落ち着いたかというとそうでもない・・・というのが、いいことなのか、悪いことなのか。
 独立してから、いろいろな仕事をさせていただいてきましたが、「起業」「女性の支援」という大きなテーマは一貫しているようです。また、それ以外の仕事もいろいろ。

 こういうときは、ポジティブシンキング。

 初心忘れず、常にわくわくしながら仕事を続けられるというのは、いいことですよね!
 今日もがんばって仕事に行ってきます。

2007年9月5日水曜日

Office Aubeブログを開設しました

 Office Aube のブログを開設しました。

 日々のお仕事で感じたこと、それから少々遊びのことも、続けていきたいと思います。

 今日は、運営委員になっているインキュベーション施設の入居者審査です。
 厳しい経営環境のなか、これから数年インキュベーション施設を利用できるのは、とても助かりますよね。運営者としても、良い企業、これからがんばろうという意欲のある経営者に入居していただければと思っています。

 それでは、行ってきます!