2010年2月1日月曜日

経営者の言葉

 先日、地元高校の先輩と話をする機会がありました。

先輩といっても、先輩の卒業したころはまだ高校が「中学校」と
呼ばれていたという時代。

その方は、30代で中堅企業の役員となり、その後親会社の社長に
抜擢されたのですが、その会社というのは何年も赤字が続いていおり
その立て直しを期待されての就任だったということです。

就任後は毎日のように埼玉県の自社工場に顔を出し、また全国の
取引先をくまなく回ったとのこと。

「そんなときに、会社で僕はこう言ったんだ。私がいるときには、
みなさんどうぞ一服してください。その代わり、私がいないときに、
一生懸命働いてください。」

社員を信頼し、また信頼される社長であったんだろうと思います。
この一言を聞いて、ますます立派な人だったんだと感じました。

そしてその会社は、1年で黒字回復を成し遂げたとか。

飲み会でのちょっとした会話でのことでしたので、今度はじっくり
伺ってみなくては。

事あるごとに私に励ましのハガキを書いてくれる先輩です。

0 件のコメント: