私が仕事で最初に事業計画書に携わったのは、社会人3年目くらい
だったでしょうか。
経営企画部に配属されていて、会社の中期計画作成のプロジェクトを
担当していました。
その中には、単年度の予算作成も含まれていましたから、最初の作業は
1つ1つの数字の積み上げです。あっちを直すと、こっちが狂う・・・というよう
な状況で、途方も無く続く気がしていました。
そして、中期計画(3年)では、自社の方向性を決定しながら、組織、設備、
資金などの状況をすり合わせていく作業です。これもいろいろな案が出ては、
条件を整理して検討し直すの繰り返し。
でも、こうした試行錯誤やいろいろな状況を想定しながら、会社の未来を
形作っていくんですね。
考えるからこそ、ベストな計画が見えてくる。
考えるからこそ、大事なことが見えてくる。
そして、1年後にその成果が見えてきたとき、やってよかったと思いました。
大変だった分、達成感もひとしおで、やってきたという実感が得られた瞬間です。
決して成功だけではないかもしれないけど、成り行きではなく、できる限りの
コントロールをすることによって、次への成功の確率・精度を高めていく。
計画を立てることは自分(自社)をよく知り、共に進む人たちと共有すること、
ではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿