2007年11月5日月曜日

事業計画書って難しい~

 起業セミナーの必須科目「事業計画書(ビジネスプラン)」は、起業のときだけのものではありません。
 創業から何年たっていても、必要ですよね。

 でも、たいていの中小企業にとって、「いちいち計画なんて書いてられない」「書いたところで、どうせ上手くはいかないんだから」なんて感じです。

 先日もある企業さんに一通り事業計画の立て方の説明をした後に、「で、僕にどうしろと?」・・・確かに、突然言われても困りますよね。

 なぜ大切なんでしょう。

 その1 計画は、立てることに意義があります。
        今、自分(自社)は何を目標としているのか、
        どこに向かっていくのか、
        いつまでに、何をやろうとしているのか・・・など、

      やるべきことを明確にし、「夢」を「目標」にする力があるからです。

 その2 計画は、実行してこそ意義があります
        絵に描いたモチを壁に貼っておいても、本物にはなりません
        もち米を買いだしに行き、臼と杵を用意し、
        米を蒸して、餅つきしないとダメですよね。

        そして、もち米を買う前に、
        米を蒸すためのかまどに火を入れてはいけないし、
        米を蒸してから臼と杵を用意しても間に合わない。

      失敗を最小限に抑え、
      実行するための勇気をくれるのが「計画」なのではないでしょうか

 その3 計画は、終わった後に大切な役割があります
        計画を実行した後に待っているのは、次の計画を立てる作業です
        このとき、前に立てた計画の失敗の理由、成功の理由が
        次の計画を上手に立てるヒントになるはずです

      立てるときから、使い終わってまでずっと役に立つ「事業計画」です。
      ぜひチャレンジしてみてください。

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