起業セミナーの必須科目「事業計画書(ビジネスプラン)」は、起業のときだけのものではありません。
創業から何年たっていても、必要ですよね。
でも、たいていの中小企業にとって、「いちいち計画なんて書いてられない」「書いたところで、どうせ上手くはいかないんだから」なんて感じです。
先日もある企業さんに一通り事業計画の立て方の説明をした後に、「で、僕にどうしろと?」・・・確かに、突然言われても困りますよね。
なぜ大切なんでしょう。
その1 計画は、立てることに意義があります。
今、自分(自社)は何を目標としているのか、
どこに向かっていくのか、
いつまでに、何をやろうとしているのか・・・など、
やるべきことを明確にし、「夢」を「目標」にする力があるからです。
その2 計画は、実行してこそ意義があります
絵に描いたモチを壁に貼っておいても、本物にはなりません
もち米を買いだしに行き、臼と杵を用意し、
米を蒸して、餅つきしないとダメですよね。
そして、もち米を買う前に、
米を蒸すためのかまどに火を入れてはいけないし、
米を蒸してから臼と杵を用意しても間に合わない。
失敗を最小限に抑え、
実行するための勇気をくれるのが「計画」なのではないでしょうか
その3 計画は、終わった後に大切な役割があります
計画を実行した後に待っているのは、次の計画を立てる作業です
このとき、前に立てた計画の失敗の理由、成功の理由が
次の計画を上手に立てるヒントになるはずです
立てるときから、使い終わってまでずっと役に立つ「事業計画」です。
ぜひチャレンジしてみてください。
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